一番最初のお片付けから違いを実感。10年後を考えたリフォームができました。
芦屋市 S邸2019年4月完成
押入れのほうは「棚をとりましょう」と提案されました。カーペットはわかるけど、押入れはそんなことして大丈夫? と心配したんです。でも、主人と私の2人分の日常生活品が納まるクローゼットをうまく作ってもらいました。
普通だと考えられないことをやってもらったので、良かったです。
キッチンもリフォームされましたが
初めはそんな気なかったんです。だんだん大げさなことになってきたと思っていました。
でも、キッチンでものをしまったり、神棚にお供えをするのに脚立を使っていたので、主人の怪我を思い出しました。このままではいつか私も脚立から落ちるかもしれない。これから10年のことを考えたらやっておいたほうがいいんじゃないかと思うようになりました。
その頃には食器棚のお片付けが終わっていました。とても使いやすく変わって、棚の一部を中心に使うようになりました。他の棚は使わなくなったんです。それでキッチンのやりかえを相談しました。
シンクの下が観音開きの扉から引き出しに替わったんですが、それでものの出し入れがとても楽になりました。奥に入ってるものにも簡単に手が届く。すると、それまであまり動かなかった主人も積極的にものを出し入れするようになりました。
そうすると、使いやすい場所だけ集中して使うようになるんですね。他の棚を使うことがない。それでシンクの反対側にあった戸棚は全部外して、背が以前よりも10cm高い引き出しの棚だけにしてもらいました。
10年くらい前だったら考えませんでしたけど、今になって引き出し型はすごく使いやすいということがわかりましたね。
お片付けとリフォームを終えられていかがでしたか?
お片付けが終わった頃に、よそのお宅にお邪魔する機会があったんです。そこですぐ自宅との違いに気づきました。この辺りは震災で同じ時期に建て替えが行われたこともあって、家の作りがどこか似ているんですね。だけど、動線や使いやすさがまったく違いました。
ぱっと見てどこに何があるかすぐわかる、動きやすくなっていることを実感しました。
それから、ものの適正量を把握することが大切だということも、とてもよくわかりました。
プロにやってもらって、正直こうなるか、と思いました。お金はかかりますけど、生活はすごくやりやすくなって、良かったと思います。